ﾚｲﾌﾟ・いじめ・援助交際　女性と子どものトラブル解決法>いじめで、自殺を考えている子どもへの対応

　自分の子どもがいじめにあっていて、
しかも、自殺まで考えていることを知ってしまったら・・・。

いじめによる自殺についての調査によると、
親がいじめに気づいていなかったというケースが多いようです。
こんなときは、「なぜ相談してくれなかったんだろう？」とか、
「親が気づいていればこんなことにならなかったのに。」などの
意見や疑問が出るのですが、これは的確なものとはいえません。
自殺するほど悩んでいる人間は、「ひとに心配をかけたくない」という
心理に支配されていて、とても悩みを相談するというような
レベルではないのです。

　まわりの人間ができることは、悩んでいる子どものサインを
敏感に察知してあげるということです。
もし兆候を察知したら、取り乱して学校に抗議したり、
事実を追及したりするというようなことは避けましょう。
かえって問題が深刻になるだけです。

大切なのは、家族はいつでも味方であるということを、
本人が感じることができるような暖かい環境をつくることです。
ある程度落ち着いたら、心療内科のケアを受けるとか、
場合によっては家族で引っ越すくらいの覚悟も必要でしょう。